冬の水やりはいつ?常緑樹と落葉樹の水やりポイント

埼玉県熊谷市にある花音の森の堀です。
落葉樹はすっかり葉を落とし、冬の装いになった花音の森から、今日は冬の水やりについてのお話しをしてみますね^^
冬の寒い時期、植物の成長は緩やかになりますが、庭の植物ケアを怠ると春にダメージが残ることがあります。
特に、水やりは冬でも重要な作業です。
冬の水やりはいつ?タイミングは?とお悩みの方へ、今回は、常緑樹と落葉樹のそれぞれに適した水やり方法をご紹介します。
常緑樹の水やりポイント

常緑樹とは、一年中緑の植物。ツバキやサザンカ、ソヨゴなどがあります。
冬でも葉を保つために、水分を必要としますので、冬でもお水は適切にあげてください。
ただし、乾燥や寒風によるダメージを防ぐため、以下のポイントを押さえておきましょう。
★地面が乾いているときに水やりを
冬場は土が凍る前の午前中、気温が少し上がるタイミングで水やりを行うのがおすすめです。
★風が強い場所では特に注意
風で土が乾燥しやすいので、根元をマルチング(落ち葉やバークチップで覆う)して保湿効果を高めましょう。
マルチングとは?

マルチングとは、土の表面を有機物や無機物で覆うことを指します。
これにより以下のような効果が期待できます。水分保持 土壌の乾燥を防ぎ、植物の根が安定して水分を吸収できるようにします。
マルチングの効果は
・土壌温度の安定
寒暖差を和らげ、根を保護します
・雑草抑制
雑草が生えにくくなり、庭のメンテナンスが楽になります
使用する材料は、落ち葉、バークチップ、わら、砂利、ビニールシートなどがあります。
花音の森では、落ち葉やウッドチップなどを活用することが多いです。
落葉樹の水やりポイント

一方、落葉樹はどうでしょうか?
落葉樹とは、写真のように、冬に葉を落とすタイプの植物です。
落葉樹は一見すると水やりは不要に思えますが、冬でも根は活動を続けているため、適度な水分が必要です。
月に1〜2回は、土がしっかりと湿るように、たっぷりと水を与えます。
特に植えたばかりの落葉樹は、成長途中で根が浅く、乾燥に弱いので、気温の高い日に確認を忘れずに!
常緑樹でお話しした、マルチングも有効ですよ^^
冬の水やりで注意したいこと
その他、冬の水やりで注意してほしいこともまとめますね!
1、時間帯に注意する
夜間に水が凍ると根にダメージを与えるため、朝や日中の気温が上がる時間帯に水やりを行いましょう
2、適度な水量を守る
過剰に水を与えすぎると、土壌の排水性が低下し、根腐れの原因となります。
3、土壌の状態を観察する
表面が乾いているだけでなく、指で触れて土の中の状態を確認します。熊谷市あたりは風も強いので、雨が降らない日が続く場合は状況をよく観察して、水やりをするかどうかを考えてくださいね。
冬の庭ケアを楽しむコツ

水やりは地味な作業ですが、庭全体を見渡しながら植物の様子を観察するいい機会です。
この季節、野鳥が庭に訪れることもあるので、鳥たちの姿を見つける楽しみもあります。
水やりは植物を育てる基本^^
丁寧に行い、春に向けた準備を整えましょう!
お庭相談会のご案内
冬の間に庭づくりの計画を立てて、春に向けた準備を進めてみませんか?
花音の森では、お庭相談会のお申し込みを受付中です。
植物ケアや庭づくりのアドバイスを直接お伝えします。
📅 開催日時
2月5日(水)13:30~ / 14:30~
2月8日(土)9:30~ / 10:30~ / 11:30~
各日所要時間:約45分~1時間
📍 場所
花音の森(埼玉県熊谷市JR籠原駅から車で5分ほど)
✉️ 詳細はこちら

春に向けた庭の計画を一緒に進めましょう。ぜひお気軽にお申し込みください🌿